
マンションを売却するとき、誰しもできるだけ高く売りたいと思うのではないでしょうか。不動産は大きな金額の取引だけに、少しの工夫が大きな金額差を生みます。 ここでは、マンションを高く売るための8つのコツと注意点について解説していきます。
仲介 > 買取

マンションを売却する方法として、仲介と買取があります。高く売りたいのなら、仲介を選びましょう。
仲介とは、不動産を売却するときに最も多く利用されている売却方法で、不動産会社に買主との仲介役をしてもらい不動産売却する方法です。仲介は、売主が売り出し時期や価格を決められます。
買取では、高く売るというより早めに売るということで、確実に売れる価格を売主以外の意見を考慮して決めなくてはいけません。高く売ることを重視するのなら売出価格を自由に決められる仲介がおすすめです。
売出価格以上の価格でマンションが売れることはなく、最初の価格決定は売却額に大きな影響をあたえます。売却額を決めるときは、査定結果を参考に売却相場から大きくズレないようにしましょう。
売出価格は少し高めに設定

売出価格は少し高めに設定しましょう。不動産を売買するとき、買主は購入申込の段階で値引き交渉をしてきます。売主も多少は値引き交渉に応じることが一般的です。売出価格を売却希望額にしてしまうと、実際の売却額は希望額より下がる可能性があるので、最初は少し強気の価格設定で売りに出した方が良いです。販売して検討者の反響をみながら値下げをする方が良いです。ただし、一度値下げをして、改めて高い価格で売り出すことは難しいので注意しましょう。
同じマンションの他物件と競わない

同じマンションの他物件が売り出されていたら、無理に争わないようにしましょう。特に、広さや方角、階数などの条件が近いときは注意が必要です。マンションは戸数が多いため、同じマンション内で複数の売り物件がでることはよくあります。同じマンションということは、立地や周辺環境は同じなので価格競争もしくは価格比較しやすくなります。高く売りたいときは、先に売ろうとしないで一旦売却活動をやめるなどして販売期間をずらすことも視野にいれましょう。
住替のときは買い先行

住替えでマンションを売却するのであれば、買い先行にする方が高く売れます。
買い先行にするときは、内覧が始まる前に新居に引越することができます。内覧時には空き家にできるので、生活感がある状態でなく、広さや見栄えがよくなります。リフォームまでは必要ありませんが、ハウスクリーニングはいれておきましょう。買主が気になるキッチンや浴室などの水回りの清掃をすることで印象は大きくかわります。
また、新居の購入を先にすることで、マンションの売却とのタイミングを合わせやすくなるので、新居が見つからず一時的に仮住まいすることで2回引越しをする手間と費用がかかることもありません。
ただし、住宅ローンが残っているときは、売却が終わるまで二重でローン支払いをしないといけないので注意しましょう。二重ローンにするときは、余裕がある資金計画をたてましょう。
売却時期は3月がベスト

マンションが最も売れやすいのは2~3月です。新生活が始まる4月に合わせて2~3月に新居を探す方が多いので、2~3月はマンションが売れやすくなります。また、4月から新しい職場や学校が決まっていて4月までに買いたいと期限を定めて強い買い意欲をもっているので売却が決まりやすいです。期限を定めて強い買い意欲をもっているということは、多少高めの価格でも応じてもらえやすいですし、値引き交渉も強くないことが多いです。
一方、売却時期として気をつけたいのは1月と8月です。1月は成約するというより探し始める買主が多く、探し始めは条件の垣根は高く、高値での売却は難しいでしょう。
大規模修繕後の売出

売出価格を高くしやすいのは大規模修繕の後です。大規模修繕とは、共有部分や外壁などを修繕するもので、これまでに積み立てた修繕積立金を使って行います。大規模修繕の後であれば、内覧の印象は良くなるので高く売れやすくなるでしょう。
逆に、大規模修繕の前は売出物件が多くなるので、売出物件が多くなるということは競争がおこるので安くなりがちです。一般的にマンションは12年周期で大規模修繕を行います。大規模修繕の時期を考えて売却計画を練りましょう。
ただし、大規模修繕も築年数を重ねるごとに費用がかかるので、資金が足りずに大規模修繕をしないこともあります。修繕計画は管理組合に確認しましょう。大規模修繕のタイミングを待ちすぎて築年数を重ねてしまうと売却価格が下がるので注意が必要です。
余裕ある売却期間

高く売りたいのなら、余裕をもった売却期間を設定しましょう。不動産を売却するときは、早く売りたいのであれば相場より安くしないといけません、逆に高く売りたいのであれば、じっくりと売却期間を設けて買主を探す必要があります。売却期限を決めて期限が迫ってくると、どうしても買主の言い値を受け入れてしまいます。余裕をもった売却計画を練りましょう。
ホームインスペクションの実施

ホームインスペクションをして、マンションに問題がないことを証明することもひとつの方法です。
ホームインスペクションとは、住宅診断士の専門家が家に不備がないか調査を行うものです。バルコニーは傾いていないか、水回りで漏水はないかなどをチェックします。ホームインスペクションをして問題ないことが証明できれば、買主は見えない部分が多い不動産でも安心して決断することがえき、高く売りやすくなります。費用も部屋の広さによって違いますが、おおよそ5万円ほどです。
まとめ

マンションを高く売るためには、以上の8つのコツをおさえて、売却計画を練りましょう。考えなしに売却活動をすると、全然売れない物件になってしまいます。市場にだすにも鮮度ある時期があるので、少し高い価格から売り出すことはいいですが、あまりにも相場からかけ離れていると、そもそも反響がないということにもなってしまいます。また、市場にだすのが長くなると売残り感もでてくるので注意しましょう。
「エル・アンド・クリエイション株式会社」では、お客さまのご事情に応じて高く売却できるようご提案をさせていただきますので、お気軽にお問合せください。
【監修者】エル・アンド・クリエイション株式会社 代表取締役 吉永邦昭
大手不動産ディベロッパーで、用地開発や取得から販売まで一連の業務に携わり、
建築設計業では意匠設計、大手ゼネコンの現場で建築設計の両面から設計に関わる。
2019年に会社設立して、東京と大阪オフィスにて全国の不動産の取り扱いをしている。
【保有資格】宅地建物取引士 ファイナンシャルプランニング技能士
相続診断士 空き家活用士 競売不動産取扱主任者 カラーコーディネーター